ヨガとメメント
今日はヨガ教室に行きました。
いつもの先生がお休みだったようで、めずらしく男性の先生だったのですが
ヨガの合間に若干哲学的なことを挟むのでところどころ眠く。。。
でなくリラックス。リラックス!
ヨガでは今、現在を味わうという言葉がよく出てくるのですが
今日の先生は「過去と未来は頭の中にある。」
ということ言っていました。
今、目前にないこと
例えば過去、あんなことが嫌だった、楽しかったというような思いや、
将来あれこれ心配で、、など
そういったものにとらわれてしてしまうと今現在楽しんだり行うことに集中できない。
今充実していないと、そういう時間が積み重なっていつまでも充実しない。
なのでそういう思念?雑念?から離れて、ただただ今、現在を味わいましょう、
ということでそういう話がでるのですが、
確かに過去も未来も頭の中にしかないなあ、なるほどな。と思ったのでした。
なんだか幻のような世界に暮らしていますねえ。
それなら頭が今現在のことしか考えられないようにできたら幸せなのでは!
と思うのですが、そういう風にできていないところがまた人の面白い所です。
ドラマや、映画の記憶喪失の主人公は結構苦悩していますものね。
継続して持っている記憶はその人らしさ、アイデンティティにつながり、
未来を描けるからこそどこかへ進んでいけるものです。
だからこそ起こった出来事をどう捉えて自分の記憶として定着させるか、
これからをどう考えるかというのは気をつけないとですね。
そんなこんなで、なんとなくメメントという10分位しか記憶を持てない主人公のサスペンス映画を思い出し久々に見たいなと思ったのでした。
常にメモしてて大変そうだったような。
博士の愛した数式という映画も記憶が長く持てない主人公の映画でしたね。